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無料版デザインソフト「Canva(キャンバ)」で印刷データをつくる

2021年10月27日

無料デザインアプリcanva

こんにちは、今日も株式会社スティックのホームページにご来訪いただきありがとうございます。

さて、当社のサービスではデザイン制作も行っておりますが、お客様が作成したデータを使用してのオンデマンド印刷も行っております。
ただ、デザイン専用ソフトは、お金がかかります。そのソフトを快適に動作させるためのPCも高価です。

ただ、毎日業務で使わないので・・。という方には、ウェブサイトでデザインが出来て、なんと印刷データまでも書き出してくれるサービスをご紹介いたします。
(けっして、ご紹介する企業のまわしものではありませんが・・。便利です)

Canvaで自由なサイズのパスシールや名刺、チケットをつくる方法はこちらもご参考にしてみてください。
Canvaで自由サイズのパスシールやカード・チケットを作る方法

無料版デザインソフト「Canva(キャンバ)」

「Canva(キャンバ)」は、2013年にオーストラリアでサービスを開始、2017年に日本語がリリースされた、ブラウザ上またはタブレットやスマートフォンアプリで動作するデザインツールアプリです。

無料版と有料版がありますが、無料版でも使用できる素材や機能に制限があるものの、数十種類の書体やイラストなどを使用することができます。

あらかじめ、ご自身で用意した画像やロゴデータをアップロードして配置することもできるので、まずは無料版から使い始めるとよいかと思います。

デザインソフト「Canva(キャンバ)」の良いところ

無料で使うことができる

無料で使うことができます。ご自身でロゴやイラストデータが準備できるのであれば、ほぼ無料版でもよい感じにデザインができます。

お洒落なテンプレートや書体が豊富にある

無料版でもかっこいいデザインテンプレートが豊富です。
書体(フォント)も数十種類用意されています。ただし、印刷データ(PDF形式)を書き出した際に、フォントが埋め込みがされない場合があります。(スマホ用アプリも同様)

出力の際に、書体が変わる場合がありますので、注意が必要です。

ネット環境があればどこでも作業が出来る

ネットとPCがあればどこでもデータ作成や編集をすることができます。
共通のアカウントでログインを行えば、自宅やカフェなどの外出先でも作業することができます。

操作が簡単

UIがシンプルなので、操作が簡単な印象です。
アプリもブラウザも安定して動作しています。

様々なサイズと形式でダウンロードができます

有料版に限りますが、様々なサイズでデータを作成することができます。
無料版でも、チラシ、ポスター、名刺など人気のサイズがあらかじめテンプレートとして、用意されています。

作成したデザインデータはPDFやjpeg、pngデータなどの形式でダウンロードが可能です。

「Canva」アカウントの作成方法について

無料デザインアプリcanva

「Canva」のホームページを開きます

右上の「登録」ボタンをクリックします。

Canvaの登録画面

「登録」ボタンをクリック後、アカウント登録画面が出ますので、Googleアカウントを利用される場合は、「Googleで登録」を、Facebookアカウントを利用する場合は、「Facebookで登録」をクリックして、進みます。

私の場合は、会社で使用したいので、「メールアドレスで登録」でアカウント登録を行いました。

Canva利用方法選択画面

さらに進むと、「Canvaの利用目的を教えてください」という画面がでますので、選択して進みます。
「メールアドレスで登録」を選んだ方は、メール認証のために認証用URLが登録するメールアドレスに届きますので、認証してアカウントが正式に登録となります。

オリジナルサテンシールのデザインデータをつくってみる

オリジナルサテンシールデータ作成方法

無料版のCanva(キャンバ)では、データのサイズ変更に制限がありますが、横90mm×縦120mmのスタッフパスシールのデザインデータ作成にチャレンジしてみます。

ちなみに、Yahooストアのオリジナルデータご注文ページはこちらです。

横90×縦120mmのトンボデータ(90_120template,zip
※上記のトンボデータ(svg)データをダウンロードし、デスクトップなどのわかりやすい場所に保存してください。

1.右上の「デザインを作成」をクリックします。

2.「チラシ」をクリックします。

無料版の場合、サイズ変更に制限があるので、とりあえず「チラシ」を選択します。

canvaの使い方001

3.トンボデータのアップロード

あらかじめ解凍し保存していた「トンボのデータ」svg形式のデータを[4]へドラッグしてアップロードを行います。

canvaの使い方002

4.トンボの配置

トンボのデータ(svg)のアップロードが完了すると、[5]の位置にサムネイルが表示されます。
サムネイルの場所でクリックすると、右のホワイトボード上にトンボが表示されます。

canvaの使い方003

この状態では、4分の1の大きさに縮小されて配置されてしまっていますので、四隅の○をドラッグしながら、ホワイトボードの四隅まで大きさを調整します。
下のような状態まで、設定できればOK。

canvaの使い方004

5.背景(ボックス)の配置

canvaの使い方005

  1. 左側のツールメニューから「素材」をクリックし、ボックスを配置します。
  2. 色を変更することも可能です。(画面上は鮮やかに見えますが、印刷すると色がくすんだり、濃くですます)
  3. 横幅や縦幅を調整することができます。
  4. 四隅のバウンディングボックスで大きさを調整することもできます。

※ボックスを配置する際に、「トンボ」を隠さないように配置をお願いします。

スタッフパスシールの形式にあるように、日付を名前を記入する際箇所を作成します。

上記の要領で日付と名前を記入する箇所を作成します。

canvaの使い方006

更に上記の応用で、文字や罫線などを入れて形を作っていきます。

canvaの使い方007

ほぼ必要な要素を配置したので、とりあえずこれで完成としたいと思います。

データの準備

データが完成したら、出稿の準備です。

canvaの使い方008

[1]のダウンロードボタンをクリックします。
[2]の「ファイルの種類」→「PDF(印刷)」を選択します。
最後に、「ダウンロード」ボタンをクリックし、任意の場所にデータを保存します。

以上で、canva(キャンバ)を使ったデータの作成方法になります。

※モニターで見る色の雰囲気と実際の印刷の色は違いがあります。
※canvaで作成したデータは、RGBで表現されているデータです。ご心配の方は、サンプル出力も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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