みなさんは、金色で印刷された印刷物と聞くとどのようなものを思い浮かべますか?
すぐに思いつく印刷物といえば、賞状や結婚式などに受け取る挨拶状や席次表などがあると思います。
身近な場所では、意外に見る機会は少ないかもしれませんね。
その理由は、やはりインクや印刷が特殊なので、比較的多くのロットがないと割高になることが理由にあると思います。
オンデマンド印刷で金(ゴールド)、銀(シルバー)、白(ホワイト)、メタリックカラーなどの特殊表現が可能となりました
従来のオンデマンド印刷(デジタル印刷)では、金やシルバーなどの特殊カラーの印刷はできませんでした。
当社では、オフセット印刷やシルク印刷と同様な特殊カラー印刷が可能なオンデマンド印刷機を導入。特殊カラーを使用した新しい表現と複製や偽造防止に効果が期待できる特殊表現が可能となりました。
光沢のある金(ゴールド)や銀(シルバー)の他、金とCMYK、銀とCMYKを組み合わせたメタリックカラーなど、従来の印刷では表現できなかった特殊な印刷が可能です。
このようなケースにご利用いただけます
- ゴルドやシルバー・ホワイトの特殊インクだとオフセット印刷なので、少ロットだと割高になるので、安価な方法を探している方
- 装丁のデザインでゴールドを使用したイメージで数冊分作成したい方
- オフセット印刷やインクジェットだと用紙が対応していなく、印刷可能な印刷機を探している方
- 金インクや白インクの印刷イメージを数種類作成したい方
特殊カラーを使用したオンデマンド印刷のメリットについて
「版」が不要なので、小ロット、多種類でも低コストで印刷が可能
オンデマンド印刷の特徴でもある「版」が不要な点。
オフセット印刷やシルク印刷のように、版が必要としないので、少部数(小ロット)でも、金や銀、白で印刷が可能です。
種類が多い場合、月や季節毎に金券やサービス券、優待券を準備する際も、低予算で作成が可能です。
短納期で対応が可能
シルク印刷や箔押しによる加工は、手作業による印刷や箔押しの工程や乾燥等の工程があり、短納期は難しい場合がありました。
オンデマンド印刷は、一度の印刷で金(ゴールド)、銀(シルバー)、白(ホワイト)とCMYKの印刷が同時に行えますので、納期を短くすることが可能です。
バリアブル(可変)印刷が可能
オンデマンド印刷の強みでもある「バリアブル印刷(可変印刷」。
一つ極端な表現手法例として、金や銀の模様の可変印刷も可能です。
種類毎に背景の模様を変更して印刷を行うことも可能です。
特殊カラーを使用した印刷例
複製防止や偽造防止対策として特殊紙を使用する方法も。
黒紙、里紙、ビンテージ等の特殊紙に金(ゴールド)、銀(シルバー)、白(ホワイト)で印刷し、おしゃれなオリジナル金券や飲食店として利用可能です。
箔押しやシルク印刷では表現の難しかったグラデーションの表現が可能です。
デザインの表現の幅が広がります。
金(ゴールド)、銀(シルバー)をCMYKを組み合わせて、新しいカラー表現が可能です。
これらの表現をメタリックカラーと読んでいます。メタリックカラーを活用することで、他社や他店にはまねできないオリジナルのデザインが可能です。
デザインにアクセントが欲しい際や、艶感を表現したい時には白印刷でも上のような表現も可能です。
複製や偽造防止にもつながります。
金や銀・白色を使用した「サービス券」「金券」制作をお考えなら
金(ゴールド)、銀(しるばー)、白(ホワイト)を使用した「サービス券」「金券」等の制作を行っております。
また、ゴールド・シルバーとCMYKカラーを組み合わせたメタリックカラーも複製や偽造を防ぐ方法としてもご利用可能です。
完全オリジナル、小ロット対応。各種加工まで承っております。
特殊トナーをご希望の方へ
金券・カード、サービス券などで金や銀、白などの色刷をご希望の方は、下記をお読みになりまして、お問合せ・お見積依頼をくださいませ。
- より金や銀の質感(光沢感)を出したい場合は、コート紙系をお選びいただくと最適です。
- マット系やクラフト系の用紙も可能ですが、サンプルご希望の方はお問合せください。
- 特色カラーをご利用の方は、Adobe Illustrator形式でのデータ入稿をお願いしています。
- レイヤーの分け方、特色カラーの設置方法でご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください。
対応用紙について
ゴールドやシルバー、メタリックカラーを使用した光沢感を出したい印刷物の場合は、紙の表面にテカリやつるつるした用紙がより表現が高まります。
例えば、
- コート紙
- アート紙
- アートポスト
- エスプリコート
- キャストコート(表面)など
タック紙(シール)などへの印刷も可能です。
ホワイト印刷のお薦め用紙
五感紙・里紙など(赤)
五感紙・里紙など(黒)
ディープマット(ブラックやインディゴなど)
ファーストビンテージ
データの作り方について
メタリックカラー対応の印刷物の作成には、いくつかの条件等があります。
もし、ご不明な点や、Adobe Illustratorのソフトをお持ちでない方は、ご相談ください。
- 基本的には、Adobe Illustratorでのご入稿をお願いしております。
- お客様のお使いの画面環境や出力環境では、実際の色味とは異なります。
ご希望のお客様には、実際のデータでサンプル出力を行っておりますので、その際はご相談ください。 - カラーモードは、「CMYK」で作成をお願いいたします。
- ゴールド・シルバー・メタリックカラーとホワイトの併用はできません。
- メタリックカラーをご利用の方は、当社指定のスウォッチ(特殊色)をご利用ください。
※ご自身でフルカラーとゴールド・シルバーを組み合わせて作成したメタリックカラーのご利用も可能です。 - メタリックカラーは、1色扱いと同等となります。
写真にメタリック効果をつけることも可能です
写真が画像の下にシルバーやゴールドを敷くことで、指定の場所にメタリック効果をつけることが可能です。
メタリックカラー印刷のご質問等については、こちらまで
ゴールドやシルバー、メタリックカラーを使用した印刷のご相談やご注文については、LINEチャットでも承っております。お気軽にご相談ください。