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個人の方でも作成可。電子ブック(デジタルブック)とは?そのメリットとデメリットとは?

電子ブック イメージ

仙台市内の公園の桜も所々に花が咲き始めました。
今週には、満開の桜が楽しめるのではないでしょうか?

さて、スマートフォンやタブレットの普及により身近になった「電子ブック(デジタルブック)」。

電子ブック(デジタルブック)とは、スマートフォンやタブレットを利用して読むことができる本(冊子)のことをいいます。

用紙を使用しないので、印刷コストがかからないのが特徴ですが、作るにはハードルが高そうなイメージがあるかもしれませんね。

もちろん個人で書いた本を電子化して、販売するとなると少しハードルが高くなるかもしれませんが、個人雑誌やパンフレット、写真集を特定の方に配布して見てもらう目的であれば、特に難しいことはありません。

電子ブックはその特性上、動画や音声も組み込むことができますので、情報の伝達がしやすく、訴求力が高いことが特徴です。

電子ブックとは?

電子ブックまたは電子書籍、電子カタログなど、厳密に決められた名称はありません。
一般的には、ウェブサイトなどを介して公開するメディアのことを「電子ブック(デジタルブック)」と呼びます。

パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスで閲覧することができます。

電子ブックの役割や目的とは?

カタログやパンフレットなど、集客や販促ツールとして

電子ブックのもっとも見かける活用方法は、カタログやパンフレットでしょう。商品紹介や会社案内、商品カタログなどがあげられますが、大学や高等学校の学校案内、食料品店のチラシなどを電子ブック化するケースもあります。

マニュアルなどのツールとして

工場内の機械の操作マニュアルや指導マニュアル、商品購入時のマニュアルなどを電子ブック化するケースがあります。

日記やコラム、写真集などを電子化するツールとして

ご自身の作品集やコラムを作品化し、販売につなげるツールとしての利用もあります。

例として、ご自身のウェブサイトで作品の巻頭を数ページ電子ブックで見せたのち、販売サイトへ誘導し、購入を促す方法なども可能です。

電子ブックのメリット

電子ブックのメリットについて確認しましょう

印刷コストを削減できる

紙を使用しないので、印刷コストを削減することができます。
紙の冊子は、インク・製本代、発送コストなど様々な費用がかかりますが、電子ブックの場合は、デザイン制作費と電子ブック化の費用(サーバー代)で広く公開することができます。

在庫切れの心配がない

デジタル製品なので、在庫がなくなる心配がありません。
紙の冊子の場合は、増刷するたびに費用が発生します。

いつでも配布できる

電子ブックはWebサーバーにアップロードすれば、どなたにもいつでも公開できます。
ブラウザがあれば、どの端末でも同じように閲覧することが可能です。

資料請求の郵送代が不要になる

電子ブックの場合は、資料請求のあったお客様などにスムーズに資料を送付できるメリットがあります。

作成や公開、修正などが容易にできる

印刷物の場合は、修正や更新があると大きな手間がかかります。電子ブックの場合は、修正後即座に変更が反映されます。

カタログやメニュー、マニュアルなど、改訂が多い印刷物の代替え手段として電子ブックは人気のツールです。

ユーザーの環境に依存されにくい(PDFだと見られないケースがある)

PDFの場合、一部の端末によっては、表示されなかったり、レイアウトやフォントが崩れる場合があります。

電子ブックの場合は、Google ChromeやIE、Egdeなどのブラウザーからアクセスさえできれば表示が可能です。
デバイスの環境に依存されにくいメリットがあります。

電子ブックのデメリットについて

電子ブックにも注意する点がいくつかあります。

インターネットに接続しないと閲覧できない

電子ブックはインターネットなどの通信環境がないと利用しずらいというデメリットがあります。
アプリなどを端末に保存し、ダウンロードを行い端末に保存しておくという方法がありますが、いずれにせよネット環境が必要となります。

端末によって見え方がことなる

一般的な電子ブックは、印刷物と同じデザインのため、スマートフォンなどの画面サイズが小さいものは、テキストなどが読みづらいといったデメリットはあります。

電子ブックの作成方法について

電子ブック作成ツールを使用

PDFなどのデータからツールを作成して電子ブックを作る方法があります。
オーサリングソフト(有料)で提供されていて、ソフトの買い取りまたは月々の利用料を支払うタイプなどいろいろあります。
また、表示形式はどのような方法があるのかも確認が必要です。HTML形式なのか、アプリがないと見れないのか、を確認しましょう。

専門業者に依頼

外注費用がかかりますが、専門業者に依頼する方法があります。電子ブック用の冊子をデザインする段階から相談できるますので、初めての方でも安心して依頼できます。

まとめ

電子ブックを作る際は、電子ブックをどのような方法で公開、拡散させるかも重要です。

また、電子ブックは、印刷物にはないメリットがありますが、特定の方がいつでも手にとって情報を得るために、オフィスのデスクや資料棚に印刷物も一緒に置いておくなどして、電子ブックと印刷物の利用を併用する方が、顧客を得る機会が増えます。

読み手を意識した電子ブックを作りたいという方は、お気軽にご相談ください。

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