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Canvaでホワイト印刷のデータ作成から印刷依頼までの流れ【カード編】

ホワイト印刷完成 イメージ

専用ソフトの操作の知識がなくても、PCやiPadなどのタブレットがあれば誰でもデザイン制作ができる便利なサービスが「Canva(キャンバ)」。

当社でも、スタッフパスシールやチラシ、チケットをこのサービスを使用してご依頼される方もいらっしゃいます。
基本は無料で利用できますが、おしゃれな素材やフォントの他、オリジナルのサイズを指定するには、有料プランの契約が必要ですが、小さいカードやチラシなら無料のプランでも十分対応可能です。

今回は、ホワイト印刷のカードを参考にデータの作成から印刷の依頼方法までを順におってやっていきたいと思います。
今回の例は、ホワイト色以外にも応用できますので、参考にしてください。

当社では、ホワイト印刷やゴールド、シルバーでカード類やチケット類を印刷するサービスを行っております。
特殊トナーと特殊紙を組み合わせることで、複製防止につながりますので、お試しくださいませ。

今回は、上記イメージのようなホワイト1色を使った印刷データの作り方例となっています。
ホワイト印刷データの作成例ですが、ゴールド色・シルバー色印刷への応用にも利用いただけます。

1.Canvaにログインします

今回は、Canvaを使ってカードをデザインしますので、アカウントを持っていない人は、アカウントを作ってください。
デザインする端末の画面は広い方がよいと思います。できればタブレット以上の画面の大きさがあるとよいでしょう。

Canvaを初めて使う人でアカウント作成したい人はこちら(https://www.canva.com/)

 

2.デザインをしていきます

ホワイト印刷完成 イメージ

ホワイト印刷を使用したカード印刷仕上がりイメージ

今回作成するのは、一般的な名刺サイズ「ヨコ91mm×縦55mm」を例に作成していきます。
すでにCanvaでデータを作成したことがあるという人は、「下記の素材選びをする際の注意点」まで読み飛ばしてOKです。

1)ホームが開いたら画面右上にある「カスタムサイズ」をクリックし、カードサイズ「ヨコ91mm×タテ55mm」と記入し「新しいデザインを作成」をクリックします。

canvaの印刷物を作成

 

2)レイアウトをしていきます。

canvaレイアウト例 イメージ

canvaレイアウト例 イメージ

カードにワンポイントのマークやイラストを配置したい場合、「グラフィック」から好きな図柄を選んで配置することができますが、今回のデザインの様にホワイトで印刷したいので、色が変えられるグラフィック素材を選びます。
色は、黒(スミ)色で配置をしましょう。色が変更できないイラスト素材の場合は、印刷できない場合がありますので、ご入稿後であっても印刷をお断りする場合がございます。

 

3)レイアウトが完成

canvaレイアウト例 イメージ

必要な情報を入れて、住所や電話番号に間違いがないか確認しましょう。
裏面がある場合は、「ページを追加」でアートボードを追加して表面と同様にデザインを繰り返します。

配置した要素はすべて「黒(スミ)」で作成してください。

【重要】素材選びをする際の注意点

基本的にデザインで配置した文字や図形、図柄、写真をホワイト1色で印刷を行います。
ただし、写真などは、濃淡がどのようにでるか、出力をしてみないとわからない部分がございます。
デザインは、基本的にシンプルに作成された方がホワイト印刷のおしゃれ感がでるかと思います。
下記のようなデザインの場合は、思い通りのイメージに仕上がらない場合がございます。

複雑な飾りフォント
複雑な飾りフォントなど
オフィス系のソフトなどにありそうな装飾機能が使われたタイトル文字はホワイト印刷用に変換ができません。

複雑なイラスト
複雑なイラストなど
上図のような複雑なイラストは、不向きです。ただし、色紙に白印刷を施し、その上にイラストを印刷することは可能です。


写真など
デザインの表現として、1色で印刷することは可能です。ただし、印刷をしてみないとどのような仕上がりになるかイメージできにくいです。

上記のデザイン素材でまったくできないか、というとそうではありません。
例えば、影だけを白で印刷するデザインも可能かもしれませんし、イラストの線のみを白で印刷するといったデザインも表現として面白いと思います。

そういったデザインのものを印刷してみたいとなった場合は、やはりAdobe Illustratorなどのグラフィックソフトでの作成をおすすめいたします。

Canva内の素材でホワイト印刷で使用できそうなイラスト

Canvaの場合、図柄を配置した後に、色を変更できる「グラフィック」があります。
Canvaで作成したデザインをホワイト印刷したい場合の一つの目安として、配置した素材が「黒(スミ)」など、1色で表現ができるかを確認ください。

カラーオブジェクト
Canva内のオブジェクトはほぼほぼ色を自由に変えることができます。

黒に置き換えられる物
黒に置き換えられるオブジェクトなら、特殊トナーで印刷できるデータとして利用可能です。

複雑なオブジェクトで画像として読み込まれてしまっている場合は、お受けできない場合がございます。
何卒ご了承くださいませ。

完成したら、データを出稿しよう

デザイン完成イメージ

デザインが完成したら、データを出稿します。
当社の場合は、1)Canvaの共同編集機能でデータ共有する方法、2)印刷PDFを書き出し、メールやファイル便などでデータを送る方法、の二通りの方法で受け入れ可能です。

1)Canvaの共同編集機能でデータ共有する方法

デザイン完成後、右上の「共有」ボタンをクリック後、共有するユーザーのメールアドレスを入れてください。
当社の場合、見積もり依頼や印刷依頼のため、デザインを共有したい場合は、問い合わせフォームから「Canvaの共同編集希望」と記載の上、送信ください。

2)印刷PDFを書き出し、メールやデータ便でデータを送る方法

印刷PDFの場合も、右上の「共有」ボタンをクリック後、「ダウンロード」→「ファイルの種類」→「印刷(PDF)」を選択後、ダウンロードされたファイルをお送りください。

上記いずれも、お見積もり依頼をお送りいただくと、紙のご用意などがスムーズにできますので、お気軽にお問合せください。

 

データを共有またはデータを送った後は?

Canva上での共同編集または印刷PDFをお送りした後は、当社にて一色に変換を行い、ご希望の色で印刷することになります。
複雑な形状の場合は、何回かメールにて仕上がりイメージの共有をさせていただく場合がございます。

基本的には、お客様からのOKをいただいてからの印刷となりますので、ご承知おきください。

各種ファンシーペーパーをお取り寄せ可能です。
人気のディープマット系、里紙、レザックなど、お好きな用紙で作成可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

ご不明な点などは、フォーム又はLINE公式のチャットをご利用ください

ご不明な点は、フォーム又はLINE公式チャット機能をご利用ください。
直接、専属のデザイナー・オペレーターとやりとりが可能です。

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