AR(拡張現実)アプリのサイクリングイベント(ポタリング)活用提案について

みなさん、こんにちは。
株式会社スティックの中の人です・・。

今年は、ロードバイク熱が再燃しまして、週末の休みの日は、遠方まで走りに行くことが増えた一年でした。
ほぼほぼサイクリングイベントやロードレースのイベントはシーズンオフとなりましたが、来年は何かイベントに参加してみたいなと考えています。

いろいろサイクリングイベント関連を探してみると、ほんとに最近知ったのですが、「ポタリング」という言葉。
だいたい距離が50km未満位の距離をクロスバイクやミニベロ、ママチャリなど、自由な自転車で時間や目的にとらわれず楽しむサイクリングのことをいうようです。

主催者側からすれば、ロードレースイベントのように関係各所の手配や準備、道路封鎖などをする必要がないので、観光イベントに導入しやすいという点も人気の理由なのかもしれませんね。

また、最近はコロナ禍により屋外でのアクティビティが人気ということもあるかもしれません。

ポタリング（和製英語：puttering）は、目的地を特に定めることなく気分や体調に合わせて周辺を自転車でめぐること。一人や家族連れや気の合う仲間で、近郊を「散歩」程度に軽くサイクリングすることである。

紙のスタンプラリーからARスタンプラリーへデジタルシフトのご提案

そこで、こういった「ポタリング」などのサイクリングイベントで活用できそうな、ARスタンプラリーのご提案です◎

ポタリングなどのサイクリングの場合、紙のスタンプ台紙だと、台紙を収納する場所に困ります。
また、自転車での移動ですので、急な天候急変で台紙が濡れてダメになることも考えられます。

そこで、ARスタンプラリーでデジタルシフトのご提案です。

AR(拡張現実)とは？

AR(拡張現実)とは、現実世界にデジタルの情報を付加する技術をいいます。
紙などの平面の情報（写真やロゴマークなど）に、専用アプリをインストールしたスマートフォンなどのデバイスを読み込ませ、コンテンツ情報が表示される仕組みです。(マーカー型(画像認識型))。

ARスタンプラリーは、(マーカー型(画像認識型))を前提に、
また、観光地をめぐる「ポタリング」イベントでどのように活用できるのかをお話したいと思います。

スタンプラリーとポタリングについて

スタンプラリーは、ご存知のとおり各地に設置したラリーポイントをまわってもらうことで、名所や飲食店、施設などを回遊してもらい、滞在時間を長くするのが目的で行われています。

性別や年代問わず、満足度が高い傾向があり、イベントや観光地・商業施設への集客・回遊施策など、様々な企画に活用されています。

ARスタンプラリーへデジタルシフトをするメリット

ARスタンプラリーとは、ARマーカーを読み取ることで、スマホ上に「スタンプ」が貯まり、設定した数だけ貯まると、景品や引換券、デジタルコンテンツが表示される仕組みのスタンプラリーです。

当社がご提案するARスタンプラリーは、「COCOAR」を使用し、「スタンプ台紙・スタンプ不要」の非接触型のARスタンプラリーが作成可能です。

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◎ARスタンプラリーのメリット

• スタンプ台紙を作る必要もないので、台紙のあまりを廃棄する必要がない。または足りなくなって増し刷りをする必要がない。
• ギリギリまで、参加店舗・参加施設の調整ができる。
• 名所の動画やコンテンツを用意することで、PR効果が望める。
• SNSやWebサイトとの連携が容易。
• コンプリート画面から応募フォームをリンクすることで、リピーター獲得につなげられる。
• マーカー(画像やQRコードなど)の書かれたポスターを準備するだけなので、大がかりな設備を作る必要がない。

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◎デメリット

• スマホなどのモバイル端末が必要なため、モバイル端末の扱いに慣れていない年配の方、端末の持っていない方は参加しにくい。
• アプリのダウンロードが必要です。ここで説明しているARスタンプラリーは、「COCOAR」アプリのダウンロードが必要です。アプリは無料でご利用いただけます。
• 利用できる場所や端末が制限される場合があります。コンテンツを楽しむには、電波を受信できる場所が必要です。また、端末のOSや機種によっては、アプリが対応していない場合があります。

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ARスタンプラリー企画で準備するもの

企画案内チラシまたはパンフレット

企画を告知するための、チラシ・パンフレット、ウェブサイトの準備が必要です。
チラシやパンフレットには、「ポタリングのイベント期間・ルート・参加店舗や施設・アプリのインストール方法・主催者情報・問い合わせ先情報」などが必要でしょう。

ラリーポイントの選定

回遊してもらう為には、ラリーポイントが必要です。
飲食店、道の駅などの物産館、美術館や博物館などの公共施設、展望台、各種名所など。
紙のスタンプ台紙の場合は、スタンプとスタンプを置くための台などが必要ですが、ARスタンプラリーの場合は、ポスターまたは看板を１枚設置すれば設置完了です。

コンプリートした参加者への景品・特典コンテンツなど

コンプリートした参加者への記念グッズや景品、オリジナルグッズなどはとても重要ですね。

ARスタンプラリー用の素材・コンテンツ

ARスタンプラリーでは、アプリでスタンプ機能を使用するため２種類の素材が必要になります。

・一つ目は、ラリーポイントに到着しアプリで読み込ませ、コンテンツやスタンプをゲットするためのトリガーが必要になります。このトリガーを「ARマーカー」と呼びます。
・二つ目は、ラリーポイントでARマーカーを読み込ませた後に、表示するコンテンツです。
この表示するコンテンツは、例えば、名所の説明動画や画像、記念撮影用のフレーム、アニメーションになります。もちろん、コンテンツは作らずにスタンプゲットだけでも機能します。

COCOARアプリのARマーカーは、「画像、イラスト、ロゴなど」が利用できます。

また、アプリ画面に表示するための見出し画像やスタンプのイラスト（シルエット画像）などが必要となってきます。
さらに、読み込ませるARマーカー（画像やイラストなど）は、各ラリーポイント毎に違うデザインのものが必要です。

以上、整理すると最低限必要なのは、１）イベント案内チラシ、２）ラリーポイント、３）ARマーカーとコンテンツになります。

よくあるご質問

Q．ラリーポイントは、何カ所まで設定できますか？

A．現在、10箇所までラリーポイントが設定が可能です。ただし、複数のルートを設定の場合は、エリア毎にARスタンプラリーを設定することで、10箇所以上が可能にする方法もございます。

Q．期間中、スマートフォンの機種変更をした際に、履歴を引き継げますか？

A．スマートフォンの機種変更をした際は、アプリの再インストールが必要になります。また、キャッシュが引き継げないなどの理由から履歴は引き継げません。

Q．素材は、主催者側で準備するので、アプリの設定と利用だけを行いたいのですが可能ですか？

A．はい、可能です。もし依頼している制作会社様がいましたら、素材の準備等のアドバイスが可能ですので、お気軽にご相談ください。zoomなどのオンラインでも打合せが可能です。

Q．参加者が多く、アクセス数が多い場合、表示の遅延などは起きる可能性はありますか？

A．開発元（クラウドサーカス株式会社）に確認したところ、アクセス集中によるコンテンツの表示の遅延などは置きにくいとのこと。活用事例からも、耐障害等には耐性があると考えます。

Q．お客様のスマートフォンがCOCOARがインストールできない端末です。どうしたらよいですか？

A．申し訳ございません。基本的にCOCOARアプリがインストールできる前提で参加をお願いするように、ご配慮ください。

Q．個人主催のイベントでも使用できますか？

A．はい、可能です。事前に費用感、規模感などをご相談ください。

Q．期間中の設定の変更等などは、対応をしていただけますか？

A．はい、可能です。期間中にラリーポイントの変更、表示の調整などは、随時サポートいたします。
お打ち合わせ時にご相談ください。

おおよその費用について

お客様でチラシやポスターの他、アプリに設定する素材（マーカーやコンテンツ、スタンプ素材）をご用意いただく前提での費用は約10万円から30万円程度でご利用可能です。

エリアやスタンプの種類（ラリーポイントの点数など）や、利用期間によって費用が変わります。
ご予算や参加者の規模などをご相談の上、お見積り等を作成いたします。

デザイン制作からイベント開始までの制作物参考価格例

下記は参考価格例になります。
チラシのデザイン制作や動画コンテンツの作成等については、お取引の制作会社にご確認ください。
（弊社でもデザイン制作･動画コンテンツの作成も行っております。お気軽にご相談ください。）

◎下記企画例を想定した場合の制作物例
自治体主導で地域の観光地をポタリングで回ってもらい、名所や公共施設を回遊するスタンプラリー企画を検討。
名所は4箇所あり、名所の解説動画を再生後にスタンプ付与。公共施設では、立ち寄りでスタンプ付与。公共施設4箇所で、ARポイントは合計8箇所を設定する。

開催期間：4ヵ月

※おおよその相場で金額を掲載しています。
※概算のお見積りや正式なお見積りが必要な場合は、ご相談ください。
※上記参考をもとに、企画内容に合わせて必要なもの不必要なものをご準備する際の参考としてください。

素材提供から公開までの期間について

お客様で各素材等をご準備いただき、ご入稿いただいてからのアプリへの設定までに要する期間は、およそ2週間程度かかります。

設定後、テスト運用期間を設けます（任意）ので、テスト運用期間でiOSやアンドロイド端末など、複数人でテストをしていただきまして、正式に公開期間を設定いたします。
電波の入り状況、ARマーカーの読み取りの状況、コンテンツやスタンプの取得状況などをご確認ください。

エラー等でうまく読み込めない場合は、データを再入稿いただきテストをお願いしております。

ご相談・お見積りは無料です

企画段階から、お打ち合わせに参加するこは可能です。
遠方でかつ対面での打合せの場合は、高速代料金または公共交通機関利用の実費をご請求する場合がございます。

基本zoomなどのオンラインでの打合せも可能です。
また、LINE公式やchatworkなどのオンラインツールでのやりとりも可能ですので、お気軽にご相談ください。